肺がんは早期発見、早期治療なら治る可能性があるがんですが、現在の日本では死亡者数が最も多いがんとなっています。
1年間に新たに肺がんにかかる人は、日本で6万人を超えています。
がん発見時進行した状態の人が多く、肺がんの死亡数の順位が男性では1位、女性でも3位となっています。
肺がんの初期段階では、自覚症状も殆どなく見つかりにくいのですが、早期発見だと治療法を選択することもでき、できる限り少ない身体へ負担で治療を受けることができます。
定期的に検査を受けることが早期発見へとつながるのです。
肺がんは治る可能性が高くなって来ているのです。
肺がんは 発生した場所により2種類のタイプに分けられます。
<末梢型>とは、<肺野(はいや)型肺がん>とも言われるもので、スポンジ状の<肺の実質>や肺の奥の方にある細い気管支にできる肺がんです。
早期の段階では、自覚症状は殆どありません。
<中心型>とは、<肺門型肺がん>とも言われ、太い気管支や肺の入り口の気管にできる肺がんです。
症状は、咳、痰、血痰などがみられますが、がんが小さい段階では自覚症状がない場合もあります。
この肺がんは、喫煙者に多く発症するものです。
又、肺がんは<小細胞肺がん><非小細胞肺がん>と、性質の違いや組織の違いにより分類されています。
非小細胞肺がんには、<大細胞がん><腺がん><扁平上皮がん>などが含まれます。
肺がんの中でも発生した場所が違うと、検査方法も異なってきます。
中心型肺がんは、がんが小さい場合心臓や太い血管、あるいは背骨などに隠れてしまい、CT検査や胸部エックス線検査などには写らない場合もあります。
中心型肺がんのできる部位は、太い気管支や気管になる為、がん細胞が痰の中に混じることが殆どです。
このことから、中心型肺がんの検査は、まず<喀痰細胞診>を行いがんの有無を調べるのです。
喀痰細胞診を行って、がん細胞が見つかると<気管支鏡検査>を行いがんの発生場所を確定します。
<喀痰細胞診>とは、がん細胞が痰の中に混じっていないかどうかを調べるもので、採取した痰を顕微鏡で見ます。
起床時すぐにうがいをして、口の中を洗浄してから咳をして、専用の容器に痰を吐きます。
このように3日間毎日採取し、検査機関に出します。
検査結果は1?2週間でわかりますが、中心型肺がんであればがん細胞が約8割の確率で痰の中に混じっています。
<気管支鏡検査>とは、痰の中にがん細胞が見つかった場合に行う検査で、がんの場所を特定する為のものです。
気管支の中に、専用の5mm程の内視鏡を送り込んで観察します。
1?ぐらいのがんも発見することが可能で、より精度の高い<蛍光気管支鏡検査>も最近では行われています。
人間ドックや医療機関などで受診することができます。